【2】ユーザー車検に必要な書類-事前準備編-
【2】ユーザー車検に必要な書類-事前準備編-
ユーザー車検に必要な書類は全部で7種類です。
その内3種類は前もって準備しておかなければならない書類です。
残りの4種類は、ユーザー車検当日に車検場で揃える書類です。
この項では、事前準備が必要な3種類について説明していきます。
●自動車検査証(車検証)
いわゆる「車検証」の事で、自動車購入時からついており、
常時車に積んでおかなければならないものです。
車のダッシュボード・グローブボックスなどに入っている場合が多いです。
●自動車納税証明書
毎年5月に自動車税を納めた時の領収書についてくるもの。
画像で言うと、必要なのは右側のみです。
紛失する方が非常に多いですが、もよりの自動車税事務所、
または区役所や市町村役場の納税課に行けば再発行してくれます。
再発行は無料で、印鑑も不要です。
とは言え、車検を控えた年にはきちんと保管しておくようにしましょう。
●点検整備記録簿
平成7年7月の法改正以前は、車検の前に必ず2年ごとの定期点検を行い、
その結果を「点検整備記録簿」に記入して、車検の際に提示する事になっていました。
つまり2年ごとの定期点検と車検はセットになっていたわけです。
ところが、新車両法の施行によって、2年ごとの定期点検は、車検の前でも後でも
どちらでもOKという事になりました。
ユーザー車検の際も、車検場でこの記録簿の提示を求められますが、
「車検後に整備します。」と伝えればOKです。(地域によって違いがあるかも知れません)
一応これで通りますが、後日「点検を受けて下さい」といった内容の
ハガキが検査証の住所に送られてきます。
定期点検は義務ですし、出来る限りは事前に定期点検を済ませ、
記録簿にもれなく記入して提示するようにして下さい。