【7】検査ライン第1ステージ
【7】検査ライン第1ステージ
検査ラインには、地域や時間にもよりますが、
多くの車が並んでいる場合が多いです。
ここからがいよいよ車検本番です!
検査ラインは、50mほどの一直線のラインになっており、
そこに様々なテスターが設置され、そのテスターで検査を受けます。
検査は大体4つのステージに分けられていて、
各ステージで各々の検査を受けます。
但し、各陸運局(車検場)で、ステージの構成は微妙に違います。
検査する内容自体は同じですが、必ずしもここで紹介している検査手順と
全く同じでは無い事を理解しておいて下さい。
ちなみに、検査ラインはこんな感じです。
上記画像の、手前で行われているのが第1ステージです。
第1ステージでは、同一性の確認と外観検査が行われます。
同一性の確認というのは、車検証に記載されている
車体番号やエンジンの形式、車の形状、種別などが、
今、検査を受けようとしている車と同一のものかをチェックする事です。
外観検査では、ヘッドライトやウィンカー、ホーンなどが、
正しく作動し、損傷や不適合性はないか、タイヤやホイールのサイズが適正で、
摩耗や亀裂はないか、ファンベルトがゆるんでいないか、
ワイパーが正しく作動するかや、発煙筒の有無などをチェックします。
場合によっては、ここで納税チェックも行われます。
検査結果に問題が無ければ、検査票に合格印を押してくれます。
不合格と言われた場合は、その箇所を聞いてメモしておくようにしましょう。
後で整備し直して、再検査を受ける事になるので、
修理箇所を把握しておく為にも、必ず不具合箇所を聞くようにして下さい。
これで第1ステージは終了です。