【8】検査ライン第2ステージ
【8】検査ライン第2ステージ
検査ラインの写真を掲載したかったのですが、
検査ライン内は、原則撮影禁止だそうで・・・
申し訳ございませんがテキストでの説明とさせて頂きます。m(_ _)m
検査ラインの第2ステージでは、
●サイドスリップ検査
●ブレーキ検査
●スピードメーター検査
上記3つが行われる場合が大半です。
サイドスリップ検査は、直進状態にある車のタイヤの横すべり量を測定し、
直進性が保たれているかどうかを検査するもので、
検査方法は、長さ1mの鉄板の上を、前輪が通過する時に測定されます。
測定テスターに対して、真っ直ぐに進入し、通過中は決してハンドル操作や
ブレーキ操作をしない事が大切です。
また、通過速度は5km/hぐらいでOKです。
ブレーキ検査では、フットブレーキとパーキングブレーキの
制動力と方ぎきなどのチェックが行われます。
電光掲示板に「ブレーキを踏む」「はなす」といった指示が出ますので、
その指示に従って「踏む」の指示が出ればブレーキを踏み、
「はなす」の指示が出れば即ブレーキペダルから足をはなして下さい。
パーキングブレーキの検査も要領は同じです。
ブレーキ検査のコツは、フットブレーキを踏んだり、
パーキングブレーキの引いたりする際は、
「思いっきりやる事」です。
躊躇せず思いっきりやって下さいね!
スピードメーターの検査は、実際の速度とスピードメーターの速度表示に
ズレがなく、正常にスピードメーターが作動しているかを検査します。
ローラー付きのテスター上で、実際に加速して検査します。
ここで注意点ですが、あなたの愛車の駆動方式を
事前にチェックしておいて下さい。
FFやFR、4WDといった駆動方式の違いがありますので、
「駆動するタイヤ」をローラーの上に乗せます。
実際に加速させ、40kn/hの時点で検査官に伝えます。
検査官に伝える方法は、陸運局(車検場)によって異なりますが、
●パッシング
●専用のボタンを押す
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上記2パターンが主な方法です。
このスピードメーター検査ですが、不合格になる大半の理由は、
40km/hで安定させる事が出来ず、慌ててボタンを押してしまう事です。
この検査のコツは、一旦速度を50km/hぐらいまで上げてから、
徐々に落としてきて、40km/hになった時にボタンを押します。
一定の速度で安定させるのは意外と難しいので、
ゆっくり減速して、40km/hを通過時する時に押すのがコツです。
測定が終了したら検査票リーダーに検査票を差し込んで、
チェックをしてもらい、次の第3ステージに進みます。