【9】検査ライン第3ステージ
【9】検査ライン第3ステージ
検査ラインの第3ステージでは、
ヘッドライトと排気ガスの検査が行われる事が多いです。
ちなみに、僕が良く利用する「大阪和泉陸運局」では、
排気ガスの検査は最終の第4ステージで行われます。
ヘッドライトの検査は光度と光軸の検査を行うもので、
車を所定の位置に停め、電光掲示板の指示にしたがって、
ヘッドライトをハイビームで点灯させるだけの簡単な検査です。
ただ、ユーザー車検で不合格になる1番の理由が、
「光軸のブレ」ですから、1番心配になる検査でもあります。
排気ガスの検査は、排ガス中の一酸化炭素(CO)と、
炭化水素(HC)の濃度を測定するもので、
「プローブ」と呼ばれる検査棒を、マフラーに差し込んで測定します。
ただし、車がディーゼル車の場合は排気ガス検査は省略されますので、
当然プローブをマフラーに差し込む必要はありません。
測定が終了したら、専用の検査票リーダーに検査票を差し込んで、
チェックをしてもらい、次の第4ステージに進みます。
ちなみに、ヘッドライトと排ガスの検査は、
通常、一般ユーザーにはチェックのしようがありませんので、
ユーザー車検を受ける前に、予備検査場でチェックしておく事をオススメします。
>>予備検査場の説明はこちら
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