ユーザー車検を受けるその前に!?
ユーザー車検を受けるその前に!?
ユーザー車検を受ける前に知っておいて頂きたい事があります。
車検の制度が変ってから随分経ちますが、
現在では本当に多くの方がユーザー車検を受けるようになりました。
その反面「絶対にユーザー車検が得やで!」という
変な誤解が生まれてしまったのも事実です。
まず、「本当にユーザー車検の方がお得かどうか?」を、
きちんと見極める事が重要です。
ユーザー車検と言うのは、
自分で陸運局に車を持ち込んで車検を受ける事です。
要は「自分自身で労力を使う事と責任を負う事」です。
どういう事かと言うと、
僕の自宅からユーザー車検を受ける陸運局まで、
片道約1時間かかります。
ユーザー車検は予約制なのですが、
僕の場合、午前中に予約を取れる事は滅多にありません。
多分、車屋さんが片っ端から予約を押さえているのでしょう。
(※地域性、陸運局にもよります。)
つまり、僕がユーザー車検を受ける時はいつも午後からです。
片道1時間かけてユーザー車検を受ける為に陸運局まで出向いて、
結果として検査に通らなかった時に、午後からしか予約が取れていませんから、
悪い箇所を修理してから再度検査を受けようにも、
「当日中には間に合わない!」なんて事もある訳です。
そんな時は、また1時間かけて寂しく帰宅し、
後日、また1時間かけてユーザー車検を受けに陸運局へ・・・
平日に休みなんてそうそう取れる訳では無いにも関わらず・・・です。
更に言うと「ユーザー車検」ってのは、
あなたが責任を持って車検を受けますので、
何かあっても後から文句も言えません。
時々「車検に合格=安全」なんて勘違いをしている人も見かけますが、
実際にユーザー車検を受けた事がある人なら分ると思いますが、
車検なんて簡単な検査だけですから、車検に合格したからといって、
安全な車だと断定できる訳では決してないのです。
どうでしょうか??
これがユーザー車検を受けると言う事で、
自分の労力を使い責任も負うと言う事です。
結局何が言いたいのかと言うと、
車の程度や年式によっては、ユーザー車検を受けるとなると
それなりの手間や労力といった覚悟が必要だと言う事です。
特に年式が古い車の場合、修理箇所も多数出てくるので、
「車検を受けるより買い替えた方がよっぽどお得だった・・・」
↑
こんな悲しい事も起きかねません。
最近の中古車市場は勢いがありますから、
「値段なんて付く訳無い!」って思っていた車に、
「思わぬ値段が付いた!」なんて話もザラにあります。
車の程度や年式、または買取り価格の事前調査によっては、
車検を受ける事自体見直す必要があります。
ですが、愛着がある車であればあるほどしっかり車検を通して
長く乗りたい気持ちもよく分ります。
そんな時は、ユーザー車検では無く普通の車検も
再度検討してみてはいかがでしょうか??
先程お話ししたように、年式などによっては
かなりの手間を覚悟しなければいけないのがユーザー車検のデメリットです。
最近では、インターネットで簡単に車検の見積もりが出来ますので、
そんなネット環境をフル活用して出来るだけ安い車検を探してみるのも1つの手です。
インターネットからの見積もりはほんの3分程度で出来ますから、
面倒がらずに見積もりだけでもしておくべきです。
どうせタダですから使わないと損ってもんです。(笑)
無料の車検見積りをしてみて、その結果
納得のいく価格が出なければユーザー車検を受ければいいだけです。
また、愛車の現在価格が気になる場合は、
ガリバーやcarviewといった大手の買取り見積もりサービスで、
ネットから簡単に無料の査定を受ける事もできます。
こういった便利なサービスを徹底的に活用してから、
本当にあなたにとってお得な事をしましょうね!
調べるべき事はしっかり調べて、
デメリットも理解した上でユーザー車検に望んで下さい!